無駄なブログの書き方

新人漫画家・蜷津直のブログ

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ポケットモンスターXY

アニメ『ポケットモンスターXY』1話の第2原画に
トリガーの名前があって、なんか意外だった。





ってことで、ポケモンX買った!!

pokemon-x.jpg


ちまちまやってます。
まだバッジ4個。






pokemon-serena.jpg


セレナちゃん描いた!!o((*・ω・*))o






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作品レビュー3(わりと最近読んだ小説たち1)

スタジオジブリのドキュメンタリー映画『夢と狂気の王国』の監督が
砂田麻美さんだと知って、合点がいった。

『風立ちぬ』の特番で、撮影助手にクレジットされていたのが
ずっと気になっていたからだ。






というわけで、
最近読んだ小説の感想を
Amazonのリストのように
簡単に書いていきます。




・PSP『EVER17 ~the out of infinity~』

最近読んだ小説と言いつつ、いきなりPSPのノベルゲーム。
ノベルゲームが好きな人たちにとっては、かなり有名な作品。

海中にある海洋テーマパークに男女7人が閉じ込められ、
どうにか脱出を試みようとするストーリー。

基本はギャルゲー。
途中で話がダレたりもするが、
それを我慢すれば
ラストに怒涛の伏線回収が待っている。
何より、ゲームでしかできないこの仕掛けには感動した。

まだ未プレイの人は
ネタバレしないよう細心の注意を払いつつ、
正しい順序でプレイしていくべし。

なお、クリアに丸3日かかった模様。








・島田荘司『占星術殺人事件』

島田荘司のデビュー作であり、御手洗潔シリーズの第一弾。

ある画家の遺書に
『6人の処女から肉体各部をとり、星座に合わせて新しい人体を合成する』
といった内容が書かれており、そして
次々と若い女性のバラバラ死体が見つかっていく、というストーリー。

とにかく面白い。
ミステリーの魅力が詰まっている。
次々と出てくる謎に、グイグイ引き込まれ、
最後の謎解きで「そういうことか」と驚愕する。
人間の思い込みを利用した大技トリック。

この作者の筆力は圧倒的。

ちなみに、
『金田一少年の事件簿』
このトリックを流用されたことでも有名。


 



・島田荘司『斜め屋敷の犯罪』

御手洗潔シリーズの第二弾。

北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて建つ西洋館。
そこでクリスマス・パーティを開いた夜、奇怪な密室殺人が起きていく、というストーリー。

「屋敷が斜めに傾いているってことは・・・」
と自分なりに推理しながら読み進めていったが、
結果としては、
自分の想像など到底及ばない超絶トリックであった。

本編の中にはこの屋敷の図があり、
それを見ながら
「えっ・・?いやいや・・・う、うそだろ・・・?マジかよっ!!?」
と誰もが思ってしまうトリックだろう。

これぞ島田作品と言うべき大技炸裂の一冊。


なお、『占星術殺人事件』と同じくらい人気のある『異邦の騎士(改訂完全版)』は、
もし読むのならば、今の2冊を読んだあとにするべし。
御手洗シリーズだからこそのサプライズが待っている。



 




・島田荘司『北の夕鶴2/3の殺人』

島田荘司のもう1つの人気シリーズ、吉敷竹史シリーズの第三弾。

濃い霧の日に夜鳴き石の近くで不思議な死に方をした高校生、
ズルズルと後ろ向きにマンションを出て行く鎧兜、
偶然撮った写真に写っている窓の外で浮いている鎧兜・・・。

とにかくわけのわからないシチュエーションが
どんどん出てきて引き込まれる。
そして、上の御手洗シリーズと同レベルの
超絶トリックが炸裂する。

ただ、個人的な話をすれば
これより先に『御手洗潔の挨拶』を読んでおり、
その中にこれと似たトリックがあったので
驚きが減ってしまって、
その点は少しもったいなかったかもしれない。

ただ、分かれた妻・道子とのラストシーンのおかげで
読後感はかなりよかった。


このトリックは実現できるんだろうか、とかいうのは
この際どうでもいいじゃないか。






・伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』

今さら何か書く必要はなさそうな人気作。

この作者の本は3冊目だけど、どれもクール。
特に会話がいい。

あと、この作品でいうならば、
ラストの神様のエピソードのような
印象的なシーンが書ければ
作家として強いだろうなと思った。

小説を読んだあとに映画も観たけど、これも良かった。
小説が苦手な人は
映画だけでも大丈夫と言える出来。

原作×監督×音楽の相性がとてもいい模様。






・東野圭吾『赤い指』

教育問題や介護問題を扱った
加賀恭一郎シリーズには珍しい社会派作品で、
かなり考えさせられる内容。

母親の想いがせつない。

そして、救いのあるラストは見事。
やはり東野圭吾は天才だ。
売れるのが分かるし、
作品の発表ペース&質のレベルが
ヤバ過ぎる。

ちなみに、作中での加賀恭一郎の説明が
阿部寛としか思えないのもすごい。
まさに適役。

なお、ドラマ『新参者』では
阿部寛のセリフに「ちなみに」が多すぎる模様。

 



・今邑 彩『鋏の記憶』

物に触れると、その所有者の記憶を読み取れる
サイコメトリー能力を持った女子高生が主人公の短編集。

親しみやすい文章で、
1話1話がミステリーとして
よくまとまっていると思う。

中でも『弁当箱は知っている』という短編は切ない。
このサラリーマンの行為自体は理解できるものなので、余計に。


こういう話で
これよりももっとドロドロとした話が読みたいなら、
筒井康隆『家族八景』あたり。


 



・麻耶雄嵩『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』

他のミステリー作家とはどこか違う作品を書き続ける
麻耶雄嵩のデビュー作。

ミステリーでよく使われる密室や首なし死体を扱いながらも、
「これは間違いなくバカトリックだ」という種明かしをされつつ、
最後に大どんでん返しで、そういうことか、となる。

真面目に推理しながら読む人には
おすすめできないミステリー。

この作者が持っている
「またなんか変なことやりやがったな」感は異常。

子供向けのミステリーとして書かれた『神様ゲーム』
という小説もまた、
子供には説明できないような内容であった。


なお、麻耶雄嵩という名前から醸し出される
ダークファンタジー感が作品と非常に合っていて、
めちゃくちゃカッコいいと思ってる模様。


 


・舞城王太郎『煙か土か食い物』

チャッチャッチャッ。

帯に書かれている『圧倒的文圧』については
かなり納得がいった。
リズムがあるし、あと改行が少ない。

しかし、ミステリーとして読んだのが不味かったのか、
途中から話がどんどんずれていく・・・。
ラストでようやく、これはミステリーではなく
家族の話だったのかと気付いた。

ミステリーとして読んだら「う~ん」だけれども、
最後の家族の場面ではしっかりと感動できて
物語の着地の仕方に非常に才能を感じた。


ただ、こういう
町田康のように文体に特徴のある作家は、
結構好みが分かれると思う。





・京極夏彦『姑獲鳥の夏』

この世には不思議なことなど何もないのだよ――。

20ヶ月、身ごもったままの女性と、
密室から失踪したその夫の謎を京極堂が解き明かす。


京極夏彦のデビュー作。
この作者の知識量がすごいことが一発でわかる。
オカルト要素が割と入っているけれども、
面白く読めた。
分厚いけれども。

作者が元々、デザイナーらしく、
自分でレイアウトし印刷所に入稿している。
そのため、すべてのページで
1つの文章が次のページをまたがることがない。

こういうこだわりを持っている作家は
個人的にとても好き。

ただ、このシリーズの続きを読むには
1冊が分厚すぎて
時間的にキツイ。

このシリーズの『鉄鼠の檻』『絡新婦の理』は特にやばく、
文庫本で約1400ページある。

『少年ガンガン』『少年エース』『少年ライバル』は
かなりの分厚さのため、人間を殺せる鈍器などと言われているが、
その文庫本2冊はサイズ自体は雑誌よりも小さめのため持ちやすく、
レディース用鈍器的なポジションにあると思われる。


なお、鈍器として使用されても
当ブログは一切責任を持たない模様。





・森博嗣『すべてがFになる』

森博嗣のデビュー作であり、
S&Mシリーズの第1弾。

小説を読まない人でも
タイトルくらいは聞いたことありそう。


孤島のハイテク研究所で
少女時代から隔離された人生を送る
女性天才工学博士・真賀田四季。
彼女の部屋から両手両足を切断され
ウェディングドレスを纏った死体が発見される――。


これはめちゃくちゃ面白かった。
天才vs天才が熱い。

原作・森博嗣 監督・押井守の『スカイ・クロラ』のような
淡々とした作品イメージをもっている人は
それを捨てるべきである。

この作品のヒロイン・西ノ園萌絵が
天然で可愛いからである。

この可愛さは、今まで読んだ小説の中で
森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』
のヒロインに次いで2番目の可愛さ(当社比)。
それでいて天才。


タイトルのFの意味も「なるほど」と思えたし、
読後の余韻もとてもよかった。
天才はやはり天才であった。


このS&Mシリーズは全部で10作あり、
最後の10作目では
このS&Mシリーズ自体をひっくり返すような
どんでん返しが待っているらしいので
頑張って読んでいきたい。








(『わりと最近読んだ小説たち2』に続く)




なお、この記事を書いてる途中に
間違って『戻る』を押してしまって
2回書き直したのは内緒である(´・ω・`)

| 作品レビュー | 23:13 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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